

What's SBIR?
日本版SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)制度は、 スタートアップ等による研究開発を促進し、その成果を円滑に社会実装し、 それによって我が国のイノベーション創出を促進するための制度です。 同時に、革新的な技術を社会実装していくことで 我が国が直面する様々な社会課題を解決に導くことも目的の1つです。
特定新技術補助金等での
支出目標の設定
国の機関から研究開発型スタートアップ等(研究開発成果の事業化を目指す中小企業者や研究者等のうち、その研究開発が革新的であると求められるもの)への補助金や委託費の支出機会を増やす仕組みです。
指定補助金等での
各省横断かつ統一的運用
補助金や委託費の効果を高めるため、公募や執行に関する統一的なルールを設定するとともに、研究開発成果の社会実装に向けて随意契約制度の活用など事業活動支援等を実施し、初期段階の技術シーズから事業化 までを一貫して支援します。
お知らせ
NEDO SBIR推進プログラム
NEDOのSBIR推進プログラムは、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的として、内閣府が司令塔となって、省庁横断的に実施する「日本版SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)制度」の一翼を担うものです。
関係府省庁等が実施する研究開発課題や研究開発フェーズは、年度毎に、内閣府ガバニングボードにより決定され、研究開発の初期段階(POC、FS)をフェーズ1、実用化開発支援をフェーズ2として、各フェーズを本事業内でのみ実施する「一気通貫型」、或いは、関係府省庁等で実施する指定補助金等事業へ接続する「連結型」の2つの方法で実施します。

令和8年度連結型のトピック一覧(フェーズ1)
1
総務省
JST
NEDO
総務省
Beyond 5Gの実現、同技術を活用したサービスの社会実装・市場展開を見据えた研究開発
2
厚労省
JST
NEDO
厚労省
障害者の自立や社会参加を促進する汎用的な支援機器の開発
3
農水省
NEDO
農水省
中小食品工場向け生産性向上に資するスマート化技術の開発
4
農水省
JST
農水省
林業のスマート化、木質資源の高付加価値化に資する新技術の研究開発
5
国交省
JST
NEDO
国交省
海事分野のDX 推進、生産性向上、労働負担軽減、安全・安心の確保等に資する研究開発
6
国交省
JST
NEDO
国交省
GX 推進・脱炭素をはじめとした海事分野の環境課題の解決に資する研究開発
7
環境省
JST
NEDO
環境省
AI×資源循環DXによる廃棄物処理技術の開発
8
環境省
JST
NEDO
環境省
ブルーカーボン吸収源対策に資する技術の開発
9
環境省
NEDO
環境省
衛星観測データを活用した環境課題解決に資する技術の開発
10
環境省
NEDO
環境省
気候変動適応に資する早期警戒システム技術の開発
11
警察庁
消防庁
JST
NEDO
NEDO
地中の埋設物や要救助者の探索に資する次世代防災・救助支援技術の開発
12
消防庁
JST
NEDO
NEDO
次世代消火技術の研究開発
No.
ニーズ元
フェーズ1
フェーズ2
トピックタイトル

木下 太郎
UntroD Capital Japan株式会社
Growth Manager
経済産業省SBIRプログラム・マネージャー
素材メーカーでの材料開発や新規事業として医療用素材の欧州・東南アジア展開を主導。2017年にリアルテックホールディングス(現UntroD)に参画し、シード期スタートアップへの知財戦略支援を行うPatentBoosterや、UntroD初となるカンパニークリエーションとして東京 核酸合成の創業などを手掛ける。2021年から経済産業省SBIRプログラム・マネージャーとして参画。
SBIR事業は日本のスタートアップがグローバルに飛躍するためのきっかけを与えることができる貴重な事業だと考えています。私は日本版SBIR制度の見直しから取り組み、見直し後の運用が開始された2022年の「新SBIR制度」発足当初からPMとして参画しています。
政策課題の解決、社会課題の解決を実現するための準備が整い、次はスタートアップの皆さんにSBIRを活用いただくフェーズです。ぜひ積極的な応募やご質問・コメントをよろしくお願いいたします。
SBIRは政策課題を解決する技術開発を支援することを目的とし、政府調達によるビジネス機会創出も目指す事業です。日本版SBIRが参考とした米国SBIRでは、クアルコムやギリアド・サイエンシズ、iRobot等のグローバルに影響力を持つ企業を輩出した実績があります。SBIR事業は従来の助成事業とは異なり、社会課題を踏まえて具体的な政策課題が設定され、その解決を目指すスタートアップに助成を行うことで、社会課題を解決することが大きな特徴です。
私は経産省PMとして、SBIRで開発した製品を政府が最初に購買する「政府調達」を行うことで、スタートアップの大きな課題であるファーストカスタマーの獲得を実現し、実績を基に民間でのビジネスの拡大を実現することに最も注力しています。
SBIRはスタートアップが事業を推進しながら政策課題、最終的に大きな社会課題を解決することを実現する稀有な取り組みです。社会への大きなインパクトを生み出すスタートアップの皆さんと共に取り組めることを楽しみにしています。
~PM が伝えたいこと~
MESSAGE
Achievements
~実績~
NEDO SBIR推進プログラムでは、2024年度までに一気通貫型43社、連結型58社を採択し、累計契約総額は約30億円に達しています。
フェーズ1からフェーズ2へ移行した案件は計5件。
採択企業は、研究開発の初期段階から実用化まで、伴走支援を受けながら着実に成果を上げています。
本制度は、スタートアップによる社会課題解決型技術の社会実装を後押しする仕組みとして定着しつつあります。
Example
~補助金使用例~
Case1【フェーズ1】

Case2【フェーズ2】

※各省庁の補助項目とは必ずしも一致しませんので、ご留意ください。
